Oasis【ネブワース1996】
もう、本当にありがちな話。
洋楽の魅力にハマったのはOasisからだった。
彼らの2nd「MorningGlory」は、聴いたことのない人がある意味羨ましい。こんな名曲しか入ってないアルバム、滅多にないですよ。
聞いたことのない人は、こんな文章読んでないで、とりあえず聴いてほしい。いや、ホントに。
もちろん今でもOasisは好きですよ。
その一方、2020年代になっても、Oasisネタでキャッキャ言ってるのはどーなの?と、ずっと思ってた。
やれリアム(弟、ボーカル)がOasis再結成にああ言っただの、ノエル(兄、ギター)が話題のセレブにこう言っただの、やれ二人の関係が改善しただの、あれやこれや。
別に新しい音楽や若いアーティストたちが素晴らしいと言いたいわけではない。
でも、2020年代にOasisを熱く語ることって、今に背を向けるような行為に見えて仕方なかったんです。
え?まだそんな昔のことで盛り上がってるの?みたいな。
だからこそ、Oasis伝説のライブ、ネブワースが映像化される!と聞いても、興味はあれども、実際観ようとは思えなかった。
いや、もう2020年代やで。
まあ、でも、ネブワースのライブアルバムがApple Musicで聴けるみたいだし、ちょっと聴いてみますかね。
・・・はい、ごめんなさい。
やっぱりOasis、最高っす
みんな言ってるが、特にボーカル、リアム・ギャラガーの声!
しゃがれているのに、美しい。その全盛期のボーカルを収めたこのアルバムは、それだけで本当に価値があると思う。
我慢ならなくなって、即ブルーレイ購入ですわ。
我が家にジャニーズ以外のライブDVDが来る日がくるとは、思ってもなかったです。
自分がOasis聴いたのって、2000年代初頭。彼らの活動のわりと後期からなんですよね。
でも、リアルタイムでこんなヤバいライブ見せられたら、20年経ってもOasisOasis言いたくなる気持ちもちょっとわかる気はした。
Oasisってどれくらい魅力あるバンドなの?と聴かれたら、20年経っても、50前後の中年兄弟にキャッキャウフフと言いたくなるくらいの魅力があるバンドだと、これからは胸をはって言いたい。
なお、以下は兄のノエル・ギャラガーが来日した時の動画。
「ファッ#ンデカい家」は我が家の昨年度の流行語大賞にノミネート。
グッズを節操なく勧めるノエルのドヤ顔も、見所。
イギリス本国では、この人、どんな立ち位置なんだろう?